[ワシントン 20日 ロイター] - 米連邦選挙委員会に20日提出された開示資料によると、野党・共和党の全国委員会(RNC)が6月に調達した資金は1630万ドルとなり、与党・民主党の全国委員会(DNC)の調達額1120万ドルを上回った。
RNCが調達した資金のほぼ半分は200ドル以下を献金した人々で占められた一方、DNCに対する小口献金が調達資金に占めた割合は3分の1強にとどまった。
共和党に対する小口献金の多さは来年の議会選を控えて一般市民の関心が強まっていることを示唆している。
6月末時点の銀行預金残高はRNCが8000万ドル超、DNCが約6300万ドル。
RNCは昨年11月の大統領選でバイデン氏が勝利して以降、DNCを上回る支出を維持。6月もこの傾向が続き、保守派政治データ会社「GOPデータ・トラスト」に100万ドルを支払うなどした。