[エルサレム 3日 ロイター] - イスラエルのベネット首相は3日、中東オマーン沖で7月29日に起きた石油タンカーへの攻撃について、イスラエルはイランへの世界的な対応をまとめているが、必要なら独自に対応する能力があると述べた。
イスラエルはイランとタンカー攻撃とを結び付ける情報を米英などと共有していると指摘。「われわれは世界をまとめる取り組みを行っているが、同時に単独で行動することも理解している」と語った。
ブリンケン米国務長官は2日、タンカー攻撃について、イランの犯行だと確信していると述べ、「集団的対応」が行われるとの見方を示した。
一方、イラン外務省のハティーブザーデ報道官は2日、イランは自国の国家安全保障に対するいかなる脅威にも迅速に対応すると述べた。