[ワシントン 3日 ロイター] - 米オハイオ州コロンバスの連邦下院第15選挙区で3日、補欠選挙の候補を選ぶ共和党の選挙が行われ、トランプ前大統領の支持を受けたマイク・キャリー候補が勝利した。
開票率96.5%時点で、キャリー候補は37%を得票。2位候補の13.3%を大きく引き離した。
補欠選挙は、共和党下院議員の辞職に伴い実施される。第15選挙区は伝統的に共和党支持の選挙区。先週、テキサス州で行われた共和党の補選でトランプ氏が支持する候補が予想外の敗北を喫していただけに、結果が注目されていた。
キャリー候補は勝利後に発表した声明で「第15選挙区の共和党員は、トランプ氏が間違いなくわが党のリーダーであるというメッセージを全国に発信した」と述べた。
トランプ氏も、キャリー候補の勝利を祝う声明を発表した。
同州の第11選挙区では、住宅都市開発長官に就任したファッジ下院議員の後任を選ぶ補欠選挙の民主党予備選挙が実施され、地元の党幹部を務めるブラウン候補が進歩派のターナー候補をリードしている。