[エルサレム 5日 ロイター] - イスラエルは、同国に向けてレバノンからロケット弾が発射されたのを受け、発射場所となったレバノン南部の地域に空爆を実施した。イスラエル軍が5日未明、声明を発表した。
イスラエルには4日、レバノンからロケット弾2発が撃ち込まれた。これを受けてイスラエルはレバノンを砲撃した。
ロケット弾は親イランのイスラム教シーア派組織ヒズボラが支配するレバノン南部から発射されたが、犯行声明は出されていない。
イスラエル軍は5日の声明で「ロケット弾発射元のレバノンでテロに使われた発射場やインフラをイスラエル軍戦闘機が攻撃した」とした。
過去にロケット弾の発射場所となった地域も空爆したと説明した。
ヒズボラ系のテレビ局アルマナルは、イスラエルとの国境から約12キロ離れたレバノンの町、マフムディヤの近郊で、イスラエル戦闘機が2回の空爆を実施したと報じた。