[メキシコ市 8日 ロイター] - メキシコのエブラルド外相は8日、翌9日に開かれる米国との「ハイレベル経済対話」について、貿易と人々の移動、半導体産業、サイバーセキュリティーを促進するため、国境沿いのインフラに焦点を当てたものになると述べた。
外相はツイッター上で共有した動画の中で、4年ぶりに再開する同対話を活用し、メキシコへの投資を加速したいとの考えを表明。「国境のインフラといった問題」がテーマになるとした。メキシコの代表団にはクロティエ経済相も含まれる。
また、「人々が貧困や不安という理由で移民しなくてもいいよう」中米投資についても触れるほか、エレクトリックモビリティー、サイバーセキュリティー、半導体、メキシコの自動車産業も議題になるとした。
エブラルド氏によると、米国側の代表団はハリス副大統領が率いる。ブリンケン国務長官も参加する。