[ロンドン 17日 ロイター] - トラス英外相はキエフを今週訪問し、ウクライナ主権への支持を再確認する。ロシアによる侵攻を回避し、国境のロシア軍増派停止を求める取り組みの一環。
トラス外相はウクライナのクレバ外相と会談後、キエフで演説し、ロシアが侵攻すれば経済的打撃を受け、世界から孤立すると警告する予定。
公表された演説抜粋によると、外相は「ロシアに外交路線の選択を求める。われわれには話し合う用意がある。しかし、われわれの立場は極めて明確だ。(ロシアが)侵攻路線継続を決めれば、より重大な結果を招き、経済的な痛みと孤立に至る」と述べる。
英外務省は訪問日程の詳細は明らかにしなかった。
トラス外相はこのほか、18─20日に開かれるミュンヘン安全保障会議に合わせてウクライナ問題を協議する先進7カ国(G7)外相会合に出席するため19日に同地を訪れるという。