[ソウル 22日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、中国との協力を強化し、米国およびその同盟国からの脅威と敵対的な政策をともに「くじく」と宣言した。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は22日、金氏が中国の習近平国家主席に対して北京冬季五輪の成功裏の閉幕を祝福するメッセージを送ったと伝えた。
この中で同氏は、北朝鮮と中国は社会主義を擁護・発展させるとともに、戦略的協力と団結を強化することで、「米国とその衛星勢力のあからさまな敵対政策と軍事的脅威をくじく」と表明。
今回の五輪が歴史的なものになったと称賛し、習主席の指導の下、中国は「前例のない深刻な公衆衛生危機と敵対勢力の策略」に直面しながらも耐え抜いてきたとした。