[ワシントン 23日 ロイター] - 米ホワイトハウスは23日、ウクライナを巡りロシアと危機的な状況にある中、米国を標的としたサイバー攻撃の差し迫った具体的な脅威はないとの認識を示した。
ウクライナでは23日、政府、外務省、国家保安機関のウェブサイトがアクセス不能になった。ウクライナ政府は現地時間午後4時(日本時間午後11時)ごろに大規模なDDoS攻撃が開始されたとしている。
ホワイトハウスのサキ報道官はこれを受け、バイデン米政権はサイバーセキュリティーのニーズについてウクライナ当局と連絡を取り合っていると説明。「われわれは本日を含め、サイバー関連のニーズについてウクライナと連絡を取っており、今回の攻撃の性質と程度を評価し、どのような措置を講じる必要があるか、早急に対応するつもりだ」と述べた。