[キシナウ(モルドバ) 6日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は6日、ウクライナの隣国モルドバの首都キシナウでナタリア・ガブリリツァ首相と会談し、ウクライナ避難民を受け入れていることを称賛した。
ガブリリツァ首相は会談で、ロシア軍が侵攻開始した2月24日以降、ウクライナから23万人以上が流入し、そのうち12万人がとどまっていると説明。
「モルドバのような小国にとっては非常に多い数」とし、避難民の対応に支援が必要になると述べた。
モルドバは旧ソ連構成国だが、今月初めに欧州連合(EU)加盟申請を決定した。
ブリンケン氏は、モルドバの加盟申請は、ここ数年、退潮の感があった民主主義の台頭を象徴する「力強く前向きな」動きだと述べた。