[ブリュッセル 9日 ロイター] - 欧州連合(EU)首脳の間で、ウクライナの加盟を巡る見解が分かれていることが9日、関係筋の話で分かった。
EUは10─11日にフランスのベルサイユで首脳会議を開催。ロシアに対する追加制裁措置などについて討議する。
関係筋によると、一部のEU首脳はウクライナの加盟手続きを速やかに進めたい意向を示しているのに対し、慎重な見方を示している首脳もおり、見解は分かれている。
全てのEU首脳はウクライナとの連携強化を支持しているものの、EU拡大については長期的な議論が必要になる可能性があるという。