40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

英米、衛星通信のリスク警告 ウクライナへのハッカー攻撃で

発行済 2022-03-19 00:29
更新済 2022-03-19 00:36

[ロンドン 18日 ロイター] - ロシアがウクライナに侵攻した際に衛星インターネットモデムがサイバー攻撃を受けたことを受け、英国と米国は衛星通信の使用に伴うリスクについて各機関に警告した。

西側諸国の諜報機関が、米通信会社ビアサットが提供する広帯域衛星インターネットへの接続を妨害した攻撃を調査していることをロイターが先週報じた。

英当局者は18日、記者団に対して「かなり実際に、というよりかなり積極的に調査していることは確かだ。われわれはその点についてどのようにアドバイスできるかを伝えるため、英国の機関と広範囲に協議している」と説明した。

特定されていないハッカーは、ウクライナを含む欧州の一部の顧客にインターネット接続を提供しているビアサットのKA─SAT衛星と通信する数万個のモデムを無効にした。

米サイバーセキュリティー・インフラストラクチャー・セキュリティー庁(CISA)と連邦捜査局(FBI)は17日遅くに共同声明を発表し、今回の攻撃を受けて「米国と国際衛星通信(SATCOM)ネットワークへの脅威となる可能性がある」と警告。SATCOMネットワークのプロバイダーと顧客は「現在の地政学的状況」を踏まえ、セキュリティーを強化して悪意ある活動を報告するように要請した。

フランスの国家情報システムセキュリティー庁(ANSSI)とウクライナの諜報機関は、この遠隔妨害行為が、通信を遮断しようとして戦場に備えるロシア国家の支援を受けたハッカーによるものかどうかを調べているとロイターは報じていた。

衛星サービスへのデジタル攻撃は、ロシア軍が侵攻を開始した2月24日の午前5―9時に始まった。

英当局者は「最終的にロシアによるものであるとすれば、われわれがロシアがすると想定していることと非常によく一致する。最終的に軍事行動を支えるためにサイバー能力を使うということだ」と言及した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます