[北京 31日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は31日、ザンビアのヒチレマ大統領と電話会談し、中国はザンビアとの関係強化・拡大に意欲があると表明した。国営テレビが伝えた。
習主席は、両国関係がここ1年で持続的に前進しているとし、高品質の農産物を中心にザンビア製品の中国市場参入を推進していく方針だと述べたという。また、感染症流行制御でもザンビアと協力を強化するとした。
ヒチレマ大統領は「協力拡大とウィンウィンのパートナーシップの可能性、ザンビアが提供している豊富な投資機会、両国協力による債務問題解決への取り組みについて協議した」とフェイスブックページに投稿した声明で説明した。
ザンビアは2020年、新型コロナウイルス流行下でアフリカ初のデフォルト(債務不履行)国となった。