[ベルリン 1日 ロイター] - ドイツのベーアボック外相は、ロシアはウクライナの東部ドンバス地方で安全な距離を取りつつ完全制圧する戦略を取っており、ドイツがウクライナに防御兵器を提供することが一段と重要になっていると述べた。
議会演説で、ロシアはウクライナ東部地方の「人口を減らし、文明を消滅させる」ことを目指して作戦を続けていると指摘。「都市単位、村単位で安全な距離から破壊している。最初はミサイル、次に火器搭載の戦闘機を駆使し、全てを破壊すると戦車を投入している」と述べた。
その上で、この猛攻撃から自衛するため、ドイツはウクライナにさらに火器やドローン、防空兵器を提供する必要があると述べた。