[アルマトイ 5日 ロイター] - 中央アジアの旧ソ連構成国カザフスタンで5日、自由化に向けた一歩としてトカエフ大統領が推進する憲法改正の是非を問う国民投票が行われた。結果は6日に判明する見通し。
改憲案は、意思決定の分散化や議会におけるさまざまなグループの代表権拡大、カザフで長年権力を握り続けたナザルバエフ前大統領の影響力を排除する内容。
トカエフ大統領は改憲案について、「超大統領制」から強力な議会を持つ大統領制共和国への移行と説明している。
現地時間午後10時時点で投票率は68%以上に達し、必要とされる50%を上回った。結果は6日に判明する見通し。