[ワシントン 28日 ロイター] - 11月の米中間選挙に向けて共和党の上院選候補を選ぶ予備選がコロラド州で28日行われ、2020年大統領選が盗まれたというトランプ前大統領の主張を支持するロン・ハンクス候補が敗れる見込みとなった。
エディソン・リサーチによると、ハンクス氏はトランプ氏による不正選挙の主張を否定している実業家ジョー・オデア氏に敗れる見通し。
一方、他の共和党予備選ではトランプ氏を支持する候補が勝利した。
エディソンによると、コロラド州西部では現職のボーバート下院議員が勝利する見通し。
イリノイ州でも現職のミラー下院議員が、同じく現職のデービス下院議員を破ると予測されている。ミラー氏はトランプ氏の支持を得ており、大統領選が盗まれたという誤った主張に賛同している。一方、デービス氏は昨年1月6日の米議会襲撃事件を巡る議会委員会設置を支持していた。
エディソンによると、イリノイ州知事選の予備選でもトランプ氏が推すダレン・ベイリー州上院議員が穏健派候補を抑えて勝利する見通し。