[オスロ 29日 ロイター] - ノルウェーの安全保障当局NSMは29日、過去24時間に国内の複数機関がサイバー攻撃を受けたと明らかにし、「親ロシア派の犯罪組織」の犯行との見方を示した。
大量のデータを相手に送り付けてシステム障害を引き起こす「DDoS攻撃」が前日夜から始まり、重要なサービスを提供する民間企業や公的機関が標的となった。
NSMのトップは、国家の支援を受けるグループとの関連を調べているとした上で、「機密情報は流出していないと確信している」と放送局TV2に語った。
NSMは「他国でも最近、同様のサイバー攻撃が見られるが、持続的な影響は報告されていない」とした。