[30日 ロイター] - ウクライナ軍当局者は30日、ロシア軍はウクライナの軍事施設や重要インフラを攻撃しようとしているものの、攻撃の半数以上に旧ソ連製の精度の低い旧式ミサイルを使用しているため、民間の建物が誤って砲撃を受け、民間人の死傷者が増えているとの認識を示した。
ウクライナ軍のオレクシイ・フロモフ准将は記者会見で「ロシア軍は軍事施設、重要インフラ、産業・輸送網を引き続き標的としている」とし、攻撃の精度が低いため「民間人が大きな被害を受けている」と述べた。
一部のウクライナの政治家は、ロシア軍はパニックを引き起こすために意図的に民間人を標的しているとの見方を示している。