[カブール 2日 ロイター] - アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権がイスラム聖職者や部族長ら全国の指導者を集めた大会議は2日終了した。声明は諸外国、特にイスラム諸国に対し、暫定政権の承認や制裁解除を求めた一方、西側諸国が要求していた中等教育の女子通学再開は無視した。
会議に参加した約4000人は全員男性。国営テレビ放送によると、会議で女子教育再開を訴えた参加者はごくわずかだった。タリバン幹部は、世界はアフガンに包括的な政府や教育を要求していると認めた上で、こうした問題には時間がかかると述べた。