[7日 ロイター] - 米ミネソタ州ミネアポリスで2020年に黒人男性ジョージ・フロイドさんが暴行されて死亡した事件で、連邦法上の人権侵害で訴追された元警官のデレク・ショービン被告に対して地元連邦地裁が7日、禁錮21年の判決を下した。
ショービン被告は既に州法で禁錮22年半の判決を受け、7カ月服役している。連邦地裁によると、21年の刑期からこの7カ月分は短縮される。被告の身柄は連邦政府所管の刑務所に移送され、刑期終了後も5年間の保護観察が義務付けられる。また被告には賠償金支払いも命じられた。金額はこれから決定される。
当初無罪を主張していた被告は昨年12月、より厳しい刑罰を受けるのを避けるための司法取引として有罪を認めた。