[ビリニュス 11日 ロイター] - ラトビア議会は11日、ウクライナに侵攻しているロシアを「テロ支援国家」に指定し、紛争終結に向け、西側諸国にロシアに対する一段と包括的な制裁措置の導入を求める決議を採択した。
決議は「ロシアのウクライナにおける行動を、ウクライナの人々に対する大量虐殺と認識する」とし、西側諸国に対しウクライナへの軍事、財政、人道、外交支援を強化する一方、ロシアの行動を非難するよう呼びかけた。
ウクライナのクレバ外相は、ラトビア議会の決議に謝意を表明。 「他の国や組織もこれに倣うよう奨励する」とした。
ロシアはラトビア議会の決議を非難。外務省のザハロワ報道官は「この決定の背景には、動物的な外国人嫌いを除いて何の中身もない」と批判した。