[リマ 13日 ロイター] - メキシコ、アルゼンチン、エクアドル、ボリビアの中南米4カ国は13日、ペルーのカスティジョ政権への支持を表明した。同氏に対しては内相更迭による司法妨害の疑いなどで検察が複数の捜査を行っており、議会では3回目の弾劾提案が行われる可能性がある。
4カ国は「合法的に選出された当局との連帯を改めて表明する」とし、ペルーの「全ての政治家が幅広いコンセンサスの構築を優先させる」ことに期待を示した。
元教師のカスティジョ氏は昨年、大統領に就任した。
同氏の大統領当選は投資家を驚かせたが、その後は穏健路線に修正し、重要な財務省にテクノクラート(技術官僚)を残した。しかし、既に2回にわたり弾劾提案を乗り切り、何度も閣僚を刷新するなど危機的状況が続いている。