[ベルファスト 17日 ロイター] - 来月の英首相就任が有力視されているトラス外相は17日、たとえ議会で根強い反対に直面したとしても、欧州連合(EU)離脱後の英領北アイルランドを巡る通商ルールの一部廃止を可能とする「北アイルランド議定書法案」を完全履行する決意だと述べた。
トラス氏は、国内の政敵やEUから強い批判を受けているこの法案について、政府が過半数を押さえていない上院(貴族院)を通過させるのに時間がかかることを認めた。
同法案を通す必要性を巡っては、同氏と与党・保守党の党首選を争うスナク前財務相との間でそれほど意見の相違はない。