[ワシントン 17日 ロイター] - トランプ前米政権で大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を務めたジョン・ボルトン氏は17日、米連邦捜査局(FBI)によるトランプ氏の邸宅「マールアラーゴ」の家宅捜索について、司法省は正当性を証明する資料を少なくとも部分的に公開する方向で検討すべきだとの見解を示した。
ボルトン氏はロイターとのインタビューで、捜索令状を取るために使用した宣誓供述書の公開に対する司法省の懸念に理解を示した上で「政治的論争を踏まえると工夫して対応する必要がある」と語った。
ボルトン氏によると、トランプ氏は大量の書類をため込む習慣があり、ホワイトハウスのダイニングルームにも「山積み」の書類があったという。
また、トランプ氏は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記から複数の親書を受け取っており、そのうち1通は適切な審査を経ずにホワイトハウスに届けられたとボルトン氏は明かした。その親書は後から審査し、確保できたが、できなかった親書も幾つかあったという。
トランプ氏が「秘書室の一つにあるファイルに親書を保管し、人に見せていたのは知っている」と述べた。
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