[17日 ロイター] - ミャンマー軍事政権の報道官は17日、東南アジア諸国連合(ASEAN)が同国軍の幹部を地域会合から排除したことについて「外圧」に屈したと非難した。
ゾー・ミン・トゥン報道官は定例会見で「一国の代表が空席であるならば、ASEANサミットと銘打つべきではない」と述べた。
ASEANはミャンマーに対し、昨年合意した5項目の和平計画を順守するよう求めており、軍事政権が民主活動家4人の死刑を執行したことを非難している。
ASEANは、ミャンマー軍幹部が会議に出席することを禁じる一方、軍事政権は政治家ではない代表を派遣する案を拒否している。
軍事政権報道官は、ミャンマーは和平計画の実施に取り組んでいると説明。ASEANは「外圧」に屈し、国家の主権問題に不干渉であるという独自の方針に違反していると述べたが、詳しくは語らなかった。