[ドバイ 26日 ロイター] - スーダンのアブダラ・エネルギー・石油相は26日、石油市場のバランスを回復するために石油輸出国機構(OPEC)は介入する用意があるとしたサウジアラビア高官の発言を支持すると表明した。
サウジのアブドルアジズ・エネルギー相は今週、先物市場の流動性の乏しさとマクロ経済への懸念を背景とする直近の原油価格の下げに対応するためにOPECは減産する用意があると述べた。
アブダラ氏は声明で、市場のゆがみと変動に対処し安定を維持するための「OPECプラス」の取り組みを支持するとした。またアブドルアジズ氏が「市場の不安定さと価格の変動について」発言したことの重要性を強調した。
OPECプラスの下で策定された、あらゆる市場の課題に対処するために原油生産の調整を含む必要な手段を提供するメカニズムを完全に支持するとした。
事情に詳しい関係者によると、アラブ首長国連邦(UAE)もサウジ高官の意見に同調する姿勢を示しているという。