[ワシントン 15日 ロイター] - 全米鉄道旅客公社(アムトラック)は15日、16日から通常運行を再開すると発表した。米国内の主要鉄道会社が賃上げなどで労働組合と暫定合意に達したことを受けた。
アムトラックは今回の労働争議に含まれていないが、同社は14日、15日から全ての長距離列車を一時的に運休すると発表していた。
バイデン米大統領は15日、国内の主要鉄道会社が賃上げと労働環境の改善で労働組合と暫定合意に達したとの声明を発表した。
ユニオン・パシフィック、バークシャー・ハザウェイの鉄道部門BNSF、ノーフォーク・サザンなどの鉄道各社と労組が米東部夏時間16日午前0時01分の期限までに合意しなければ大規模ストが実施される可能性があり、バイデン大統領がスト回避に向け仲介に乗り出す事態となっていた。