[ニューヨーク 19日 ロイター] - マレーシアのサイフディン外相は19日、東南アジア諸国連合(ASEAN)がミャンマーの和平実現に向けて国軍と合意した5項目について、11月のASEAN首脳会議までに見直す必要があるとの考えを示した。
ASEANは、昨年2月のクーデター後、ミャンマーの和平に向けた取り組みを主導しているが、国軍はASEANと合意した暴力の即時停止など5項目について大半を履行していない。
国連総会に参加するためニューヨークを訪問中のサイフディン氏は記者団に対して「11月のASEAN首脳会議までに5項目の合意事項が依然として妥当かどうか、より良いものに置き換える必要があるかどうかを見直す必要がある」とし、「11月までに答えを見つけなければならない」と語った。