[21日 ロイター] - ロシアは、ウクライナ戦争で使用している自動小銃「カラシニコフAK―12」を改良し、発射の高速化や射撃モードのコントロール性向上を図った。国営のロシア通信(RIA)が21日、製造するカラシニコフ・コンツェルンのアラン・ルシニコフ社長の話を基に報じた。
AK―12は2018年にロシア国防省に正式採用された。
RIAによると、ルシニコフ氏は、できるだけ短期間で技術的な改良点を選び出し、試作品を作り、国防省幹部に披露したと語った。まだ設計図の段階だとし、改良版がいつから使用されるのかについては言及しなかった。
欧州連合(EU)と英国は今年、カラシニコフ・コンツェルンに対して独自の制裁を課している。