[ポンセ(プエルトリコ) 3日 ロイター] - バイデン米大統領は3日、ハリケーン「フィオナ」の被害を受けた米自治領プエルトリコを訪れ、6000万ドル以上の援助を表明した。追加資金も投入するとしている。
ジル夫人と共に訪問したバイデン氏は、到着直後に被災者と面会。5日にはフロリダに移動し、ハリケーン「イアン」の被害を視察する。
ポンセでは「私たちはあなた方と共にいることを示すため直接ここに来た」と語り、2017年のハリケーン被害対応を巡り援助の遅さを非難されたトランプ前大統領に比べてプエルトリコに寄り添う姿勢を示した。
6000万ドルについては「堤防や洪水防止壁を補強し、住民が将来の嵐により良く備えられるよう、新しい洪水警報システムを構築する」のに役立つとツイートした。
また、米議会の最近の資金調達法案に含まれた、プエルトリコの道路、橋、マングローブ修復、サンゴ礁への最近の投資を挙げ、さらに多くの資金が来るとした。