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米ジョージア州、中絶禁止法の効力復活 州最高裁が仮処分

発行済 2022-11-24 10:42
更新済 2022-11-24 10:46
© Reuters. 米ジョージア州の最高裁判所は23日、妊娠約6週以降の人工妊娠中絶を禁じる州法の効力を復活させる仮処分を下した。写真は5月14日、アトランタで撮影(2022年 ロイター/Alyss

[23日 ロイター] - 米ジョージア州の最高裁判所は23日、妊娠約6週以降の人工妊娠中絶を禁じる州法の効力を復活させる仮処分を下した。根拠は示さなかった。下級審が効力を差し止める判断を示し、州当局が上訴していた。

© Reuters. 米ジョージア州の最高裁判所は23日、妊娠約6週以降の人工妊娠中絶を禁じる州法の効力を復活させる仮処分を下した。写真は5月14日、アトランタで撮影(2022年 ロイター/Alyssa Pointer)

同州では2019年に、胎児の心音が確認できるようになった時点で中絶を禁止する州法が成立。連邦最高裁が今年6月に女性の中絶権を認めた「ロー対ウェイド判決」を覆したことを受けて発効した。これに中絶権の擁護団体が差し止めを求めて提訴した。

同州の郡裁判所は先週、州法は成立時に効力がなかったため、強制力がないとして差し止めを命令していた。

この判断を不服として上訴したジョージア州のカー司法長官の報道官は、仮処分についてコメントを控えた。

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