[ハルツーム 21日 ロイター] - スーダンの準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」は、人道上の理由で72時間の停戦に合意したと発表した。現地時間21日午前6時(日本時間午後1時)から発効するとしている。
RSFは声明で「停戦はイード・アル・フィトル(ラマダン明けの祝祭)と重なる。市民を避難させ、家族に会う機会を与えるため人道回廊を設ける」と表明した。
スーダンの正規軍は現時点でコメントしておらず、軍トップのブルハン将軍は軍のフェイスブックページに投稿された事前収録演説で停戦に言及しなかった。
RSFは15日に勃発した戦闘について、「クーデターの試み」を撃退するため「自衛」行動を取らなければならなかったと説明。期間中の「完全停戦」を約束するとした。
RSFは今回の声明に先立ち、再び攻撃を仕掛けたとして正規軍を非難していた。