Michael Holden
[ロンドン 8日 ロイター] - 英国史上最も長く在位したエリザベス女王の死去から8日で1年となった。チャールズ国王は、国民の愛と支援に感謝の意を示し、国民に尽くすと改めて誓った。
チャールズ国王は声明で「女王の死去と私の即位から1年を迎えるにあたり、女王の長い生涯と献身的な奉仕、そして女王が大切な存在であったことを深い愛情をもって思い起こします」と述べた。
「この1年、妻(カミラ王妃)と共に皆さんのお役に立てるよう最大限の努力をする中で、皆さんからいただいた愛と支援に深く感謝しています」と述べ、女王が生前幾度となく述べた言葉を繰り返した。
チャールズ国王とカミラ王妃はこの日、女王が生涯を閉じたスコットランドのバルモラル城で過ごす。
英王室は、国王が選んだ女王の肖像画を公開した。
世論調査によると、即位から1年となったチャールズ国王について国民は好意的な見方をしているが、年齢が若い層では関心の低下が見られる。