[キーウ 28日 ロイター] - シャップス英国防相は、先月の就任後初めてウクライナの首都キーウを訪れ、ゼレンスキー大統領と防空強化について協議した。大統領府が28日明らかにした。
ゼレンスキー氏は「全国民を代表して、英国の軍事的、財政的、人道的支援に感謝する」と表明。防衛分野の協力により、長距離兵器を通じて戦闘能力を大幅に強化できたと述べた。
英国は今年、ウクライナに長距離巡航ミサイル「ストームシャドウ」を供与。ウクライナはロシア占領地域への長距離攻撃が可能になった。
シャップス氏は、ウクライナのウメロフ新国防相とも会談。ウメロフ氏は戦況のほか、ウクライナが緊急に必要としていることを説明した。
ウメロフ氏はX(旧ツイッター)に「防空、大砲、対ドローンシステムを重視する。冬が来るが、準備はできている。一緒に強くなろう」と投稿した。