Kanishka Singh
[ワシントン 28日 ロイター] - 米国務省は28日、ダニエル・クリテンブリンク国務次官補(東アジア・太平洋担当)と中国の孫衛東外務次官がワシントンで会談し、「率直で綿密かつ建設的な協議」を行ったと発表した。
ここ数カ月、米高官が相次いで訪中し、対話維持に向けた取り組みを続けている。
最近では、ブリンケン国務長官がニューヨークで中国の韓正副主席と会談、ジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)がマルタで中国の王毅外相と会談した。
国務省は「米中双方は、オープンな連絡手段を維持するための継続的な取り組みの一環として、地域問題に関して率直で綿密かつ建設的な協議を行った」と発表。
クリテンブリンク氏が「台湾海峡の平和と安定を維持することの重要性を再確認した」ほか、ミャンマーや北朝鮮、海洋を含む他の地域問題についても協議が行われたと説明した。