[30日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は30日、最近行われた地方選挙でロシアへの編入を望むウクライナのロシア支配地域住民の意向が反映されたとし、昨年の住民投票結果を再確認するものだとの認識を示した。
ウクライナ4州の併合宣言から1年となる節目に公開されたビデオ演説で、併合を支持する当局者らが9月上旬の地方選挙で勝利したことでロシアに加わるという選択が改めて鮮明になったと指摘。
「1年前の歴史的な住民投票と同様に、人々は再びロシアと共にあることを表明・確認した」と述べた。
昨年2月に開始したウクライナ侵攻について、「全面的な内戦」と「異なる考えを持つ人々に対するテロ」を引き起こしたウクライナの民族主義的指導者から人々を救う作戦との立場を繰り返した。
ロシアは昨年9月にウクライナ東部ドネツク州とルガンスク州、南部へルソン州とザポロジエ州の一部地域で住民投票を実施。圧倒的多数が賛成したとしてロシアへの併合を宣言した。
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