[3日 ロイター] - ウクライナ東部の都市ハリコフは、頻発するロシアの爆撃とミサイル攻撃から生徒を保護するため、初めて全地下の学校を建設する。
テレコフ市長は「こうしたシェルターにより、市内の数千人の子どもたちがミサイルの脅威下でも対面教育を受けることができる」とテレグラムに投稿した。
戦時下で多くの前線地域の学校がオンライン授業を余儀なくされている中、ハリコフは9月1日の新学年開始前に地下鉄駅に60の教室を設置。1000人以上の生徒が学習できる体制を構築した。
ハリコフはウクライナ第2の都市で、ロシアによる侵攻前は人口が140万人を上回っていた。市の一部はロシア国境から35キロ足らずの距離で、ほぼ毎日ロケットやミサイル攻撃にさらされている。
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