[ブラジリア 25日 ロイター] - 25日に公表されたバンコ・ジニアルとクアエスト・ペスキザスの世論調査によると、ブラジルのルラ大統領支持率が低下した。経済悪化への懸念が重しになった。
大統領の政権運営を評価するとの回答は54%で、前回調査が行われた8月の60%から低下。一方、評価しないとの回答は42%と7ポイント増えた。
政府を前向きに評価した回答は38%で同42%から低下。否定的な評価は5ポイント上昇して29%となった。
経済が悪化しているとの回答は32%で同23%から上昇。楽観的な回答は34%から33%に低下した。
現政権がボルソナロ前政権より良いとの回答は47%と、8月の
49%から低下。前政権より悪いとの回答は34%から38%に上昇した。
調査は10月19─22日に有権者2000人に実施。誤差は2.2%ポイント。