[北京 ６日 ロイター] - 中国の中部や東部がここ１週間に寒波に見舞われ、春節（旧正月）を前に雪や凍結で多くの人々の帰省に混乱が生じている。
特に影響が大きいのは中部・湖北省で、地元メディアによると、武漢では数百本の列車が遅延または運休し、多数の乗客が駅で立ち往生している。中国国営中央テレビ（ＣＣＴＶ）は同市の天河空港で６日、滑走路が一時閉鎖されたと伝えた。
国営メディアや地元政府の発表によると、湖北省と湖南省のそれぞれ１人を含む少なくとも２人が雪に関連した事故で死亡した。生鮮市場の屋根が雪の重みで崩れたという。
中国中央気象台は今週前半に南部で新たな寒波が予想されているが、８日以降は改善する見通しとした。