[北京 ７日 ロイター] - オランダの情報機関は６日、中国政府を後ろ盾とするハッカーが昨年、オランダ軍のネットワークに侵入したとする報告書を公表した。
中国側はこれに対し、いかなる団体・個人にもサイバー攻撃などの違法行為や、そのために中国の設備を使うことを決して容認しないと反論した。
オランダがサイバースパイ活動を中国によるものと公に特定したのは初めて。
在オランダ中国大使館の報道官は７日の声明で「中国はいかなる悪意ある憶測や根拠のない非難にも反対し、対話と協力を通じてサイバーセキュリティーを確保する共同の取り組みを支持する」と述べた。
また「中国政府はあらゆる形態のサイバー攻撃にも常に断固反対し、法律に基づき取り締まってきた」とした。