14日午前の東京外為市場では、ドル・円は113円72銭付近。
米金利の上昇基調や日銀の緩和継続期待を背景にドル買い・円安に振れやすい地合いとなった。
ドル・円は113円半ばで寄り付いた。
その後、安倍晋三首相が今日午前の衆院予算委員会で、日米首脳会談の共同声明に「金融政策が含まれているのは間違いない」と述べたことで、日銀の金融緩和継続を見込んだドル買いが観測された。
その後、米金利の上昇基調を受け、目先もドル買いが続いたようだ。
また、ランチタイムの日経平均先物が小幅安ながら下げ幅を縮小しており、目先の株価反転を見込んだドル買い・円売りも観測される。
ここまでのドル・円の取引レンジは113円54銭から113円82銭、ユーロ・円は120円35銭から120円58銭、ユーロ・ドルは1.0593ドルから1.0609ドルで推移した。
【要人発言】
・安倍首相
「日米共同声明に金融政策が含まれているのは間違いない」
・黒田日銀総裁
「国際的に金利が上がったからと長短金利操作は変えず」