■事業概要
2. eF-1G
適性検査「eF-1G」は、i-plug (TYO:4177)子会社であるイー・ファルコンが提供するWebテストである。
心理学・統計学・比較文化学の専門家の監修により高い信頼性があり、細かいメッシュと高い網羅性で受検者のパーソナリティまで捉えることができる。
特長は業界最多と言われる194個に上る測定項目数と、採用から登用まで一貫して活用できる点にある。
測定項目により就業上必要なストレス耐性や継続力、面接では見極めにくい幼少期から青年期の経験や変わりにくい気質といったデータを確認することができる。
さらに、採用選考における見極めから内定後の動機づけまで、採用のあらゆるシーンで活用することができる。
入社後も、適材適所や登用の検討材料として活用したり、データを蓄積することで採用成果や人物の成長を確認したりすることもできる。
また、既存従業員の適性検査結果を分析することで、個々の企業において活躍し定着する人材の要件を見極めることも可能となっている。
これらを、求職者と採用担当者の相性の分析や採用活動の振り返りに利用することで、内定者の辞退率を引き下げることもできる。
メッシュが細かく網羅性が高いので検査は的確であるとの評価が多いようだ。
同社は、「eF-1G」を「OfferBox」に標準搭載しており、「OfferBox」の高付加価値化に貢献している。
また、「eF-1G」単独で企業に販売もしている。
若手向けオファー型転職サイト「PaceBox」β版をリリース
3. PaceBox
同社は、若手(25歳~34歳)の中途採用サービスの企画・開発・運営を行うことを目的に、(株)paceboxを2022年4月に設立、新規事業として5月に若手向け転職プラットフォーム「PaceBox」β版をリリースした(採用管理システムは今後リリース予定)。
新卒ダイレクトリクルーティングの「OfferBox」に加えて「PaceBox」の提供を開始することで、若手のキャリアの可能性を拡げていく考えである。
「PaceBox」の特長は、「OfferBox」と同様のダイレクトリクルーティング型のプラットフォームでありながら求職者が転職について相談できるキャリアアドバイザーの設置、求職者の希望にあったオファーのみを受け取れるオファーコントロール機能、採用でなく定着をゴールに設計された課金モデル(入社後2年以内に退職された場合、在籍期間に応じた金額を返金する)——というところにある。
求職者は、好きなタイミングでキャリアアドバイザーに相談でき、キャリアの可能性や求職者自身が気づかなかった可能性を見出すことができる。
キャリアアドバイザーは転職先企業の紹介は行わず、寄り添うことで求職者のキャリア開発を支援する。
また、「PaceBox」では、求職者が年収や勤務地などの条件を細かく設定し、条件に合うオファーのみを受け取れるよう受け取りたいオファーをコントロールすることができるため、転職市場における求職者の立ち位置の把握や、条件に合わない企業に接する時間をセーブすることもできる。
一定期間特定の職務について様々な経験を積むことで定着が図られるため、「PaceBox」では「入社」でなく「定着」することを目的としており、「定着保証」という制度を設けている。
「定着保証」とは、内定承諾の時点で企業に支払義務が発生(1人当たり50万円)するが、採用者が2年未満に退職した場合、50万円を24ヶ月で按分し2年に満たない月数を掛けて算出される金額を返金するという制度であり、企業の導入に対する障壁を下げる効果があると考えられている。
将来的には「OfferBox」に次ぐ第2の柱に育てる意向である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
2. eF-1G
適性検査「eF-1G」は、i-plug (TYO:4177)子会社であるイー・ファルコンが提供するWebテストである。
心理学・統計学・比較文化学の専門家の監修により高い信頼性があり、細かいメッシュと高い網羅性で受検者のパーソナリティまで捉えることができる。
特長は業界最多と言われる194個に上る測定項目数と、採用から登用まで一貫して活用できる点にある。
測定項目により就業上必要なストレス耐性や継続力、面接では見極めにくい幼少期から青年期の経験や変わりにくい気質といったデータを確認することができる。
さらに、採用選考における見極めから内定後の動機づけまで、採用のあらゆるシーンで活用することができる。
入社後も、適材適所や登用の検討材料として活用したり、データを蓄積することで採用成果や人物の成長を確認したりすることもできる。
また、既存従業員の適性検査結果を分析することで、個々の企業において活躍し定着する人材の要件を見極めることも可能となっている。
これらを、求職者と採用担当者の相性の分析や採用活動の振り返りに利用することで、内定者の辞退率を引き下げることもできる。
メッシュが細かく網羅性が高いので検査は的確であるとの評価が多いようだ。
同社は、「eF-1G」を「OfferBox」に標準搭載しており、「OfferBox」の高付加価値化に貢献している。
また、「eF-1G」単独で企業に販売もしている。
若手向けオファー型転職サイト「PaceBox」β版をリリース
3. PaceBox
同社は、若手(25歳~34歳)の中途採用サービスの企画・開発・運営を行うことを目的に、(株)paceboxを2022年4月に設立、新規事業として5月に若手向け転職プラットフォーム「PaceBox」β版をリリースした(採用管理システムは今後リリース予定)。
新卒ダイレクトリクルーティングの「OfferBox」に加えて「PaceBox」の提供を開始することで、若手のキャリアの可能性を拡げていく考えである。
「PaceBox」の特長は、「OfferBox」と同様のダイレクトリクルーティング型のプラットフォームでありながら求職者が転職について相談できるキャリアアドバイザーの設置、求職者の希望にあったオファーのみを受け取れるオファーコントロール機能、採用でなく定着をゴールに設計された課金モデル(入社後2年以内に退職された場合、在籍期間に応じた金額を返金する)——というところにある。
求職者は、好きなタイミングでキャリアアドバイザーに相談でき、キャリアの可能性や求職者自身が気づかなかった可能性を見出すことができる。
キャリアアドバイザーは転職先企業の紹介は行わず、寄り添うことで求職者のキャリア開発を支援する。
また、「PaceBox」では、求職者が年収や勤務地などの条件を細かく設定し、条件に合うオファーのみを受け取れるよう受け取りたいオファーをコントロールすることができるため、転職市場における求職者の立ち位置の把握や、条件に合わない企業に接する時間をセーブすることもできる。
一定期間特定の職務について様々な経験を積むことで定着が図られるため、「PaceBox」では「入社」でなく「定着」することを目的としており、「定着保証」という制度を設けている。
「定着保証」とは、内定承諾の時点で企業に支払義務が発生(1人当たり50万円)するが、採用者が2年未満に退職した場合、50万円を24ヶ月で按分し2年に満たない月数を掛けて算出される金額を返金するという制度であり、企業の導入に対する障壁を下げる効果があると考えられている。
将来的には「OfferBox」に次ぐ第2の柱に育てる意向である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)