■NY株式:ダウは122ドル安、大統領令による政治的混乱を懸念
NYダウ ナスダック
終値:19971.13 終値:5613.71
前日比:-122.65 前日比:-47.07
始値:20028.62 始値:5635.86
高値:20028.62 高値:5636.09
安値:19870.39 安値:5578.76
30日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は122.65ドル安の19971.13、ナスダックは47.07ポイント安の5613.71で取引を終了した。
トランプ大統領が、難民受け入れの停止や中東及びアフリカの7カ国からの入国を一時制限する大統領令に署名したことが混乱を招き、欧州株が全面安。
米国株も寄付き後から大幅下落となった。
複数の主要企業が同大統領令に反発しているほか、全米で抗議デモも拡大しており、投資家心理の悪化から売りが広がった。
セクター別では、食品・生活必需品小売やメディアが上昇する一方でエネルギーや運輸が下落した。
フィットネス関連機器のフィットビット(FIT)は10-12月期の業績見通しを下方修正したことが嫌気され、大幅下落。
原油相場の下落でチェサピーク・エナジー(CHK)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が軟調推移。
大統領令の影響で検索大手のアルファベット(GOOGL)、SNSのフェイスブック(FB)、ソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)などハイテク株大手が軒並み下落。
大手行のシティグループ(C)は来年末までに住宅ローンのサービシング事業から撤退する方針を発表し、売られた。
大統領令による空港の混乱が広がったことから、デルタ航空(DAL)やアメリカン航空(AAL)、ジェットブルー(JBLU)など航空株に売りが広がっている。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドル・円は113円台、欧米株安を嫌気したリスク回避の円買い
30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円64銭から113円45銭まで下落し、113円78銭で引けた。
トランプ政権による保護主義的な貿易政策やシリア難民やイスラム一部諸国からの米国入国を一時停止するという移民政策を発表したことが要因。
欧米株式が大きく下げたことを嫌気して、リスク回避のドル売り・円買いが強まった。
ユーロ・ドルは、1.0620ドルから1.0709ドルまで反発し、1.0696ドルで引けた。
米長期債利回りが一時低下したことを意識してドル売り・ユーロ買いが優勢となった。
ただ、NYダウの下げ幅が縮小し、米長期金利が反転したことから、ユーロ買いは一服した。
ユーロ・円は、121円88銭から121円44銭まで下落した。
ポンド・ドルは、1.2536ドルから1.2466ドルまで下落した。
ドル・スイスは、1.0045フランから0.9934フランまで下落した。
リスク回避のフラン買いが観測された。
■NY原油:続落で52.63ドル、リグ稼動数増や欧米株下落を受けて
NY原油先物は続落(NYMEX原油3月限終値:52.63↓0.54)。
52.41ドルから53.46ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。
先週末に発表された石油サービス会社ベーカー・ヒューズによる米国でのリグ稼動数増加が、引き続き嫌気されて売り優勢の展開となった。
また、日本や欧米株が総じて下落したことも、積極的な投資を手控えさせる要因に。
チャートでは、25日移動平均線(52.8ドル水準)レベルでもみ合っている。
11月24日安値42.20ドルを起点に下値を切り上げているが、昨年来高値55.24ドルの更新手前で上げ一服。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 22.95ドル -0.41ドル(-1.76%)
モルガン・スタンレー(MS) 43.12ドル -0.53ドル(-1.21%)
ゴールドマン・サックス(GS)233.90ドル -3.05ドル(-1.29%)
インテル(INTC) 37.42ドル -0.56ドル(-1.47%)
アップル(AAPL) 121.63ドル -0.32ドル(-0.26%)
アルファベット(GOOG) 802.32ドル -20.99ドル(-2.55%)
フェイスブック(FB) 130.98ドル -1.20ドル(-0.91%)
キャタピラー(CAT) 96.79ドル -2.20ドル(-2.22%)
アルコア(AA) 36.55ドル -0.12ドル(-0.33%)
ウォルマート(WMT) 66.42ドル +0.76ドル(+1.16%)
スプリント(S) 9.11ドル -0.11(-1.19%)
NYダウ ナスダック
終値:19971.13 終値:5613.71
前日比:-122.65 前日比:-47.07
始値:20028.62 始値:5635.86
高値:20028.62 高値:5636.09
安値:19870.39 安値:5578.76
30日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は122.65ドル安の19971.13、ナスダックは47.07ポイント安の5613.71で取引を終了した。
トランプ大統領が、難民受け入れの停止や中東及びアフリカの7カ国からの入国を一時制限する大統領令に署名したことが混乱を招き、欧州株が全面安。
米国株も寄付き後から大幅下落となった。
複数の主要企業が同大統領令に反発しているほか、全米で抗議デモも拡大しており、投資家心理の悪化から売りが広がった。
セクター別では、食品・生活必需品小売やメディアが上昇する一方でエネルギーや運輸が下落した。
フィットネス関連機器のフィットビット(FIT)は10-12月期の業績見通しを下方修正したことが嫌気され、大幅下落。
原油相場の下落でチェサピーク・エナジー(CHK)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が軟調推移。
大統領令の影響で検索大手のアルファベット(GOOGL)、SNSのフェイスブック(FB)、ソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)などハイテク株大手が軒並み下落。
大手行のシティグループ(C)は来年末までに住宅ローンのサービシング事業から撤退する方針を発表し、売られた。
大統領令による空港の混乱が広がったことから、デルタ航空(DAL)やアメリカン航空(AAL)、ジェットブルー(JBLU)など航空株に売りが広がっている。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドル・円は113円台、欧米株安を嫌気したリスク回避の円買い
30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円64銭から113円45銭まで下落し、113円78銭で引けた。
トランプ政権による保護主義的な貿易政策やシリア難民やイスラム一部諸国からの米国入国を一時停止するという移民政策を発表したことが要因。
欧米株式が大きく下げたことを嫌気して、リスク回避のドル売り・円買いが強まった。
ユーロ・ドルは、1.0620ドルから1.0709ドルまで反発し、1.0696ドルで引けた。
米長期債利回りが一時低下したことを意識してドル売り・ユーロ買いが優勢となった。
ただ、NYダウの下げ幅が縮小し、米長期金利が反転したことから、ユーロ買いは一服した。
ユーロ・円は、121円88銭から121円44銭まで下落した。
ポンド・ドルは、1.2536ドルから1.2466ドルまで下落した。
ドル・スイスは、1.0045フランから0.9934フランまで下落した。
リスク回避のフラン買いが観測された。
■NY原油:続落で52.63ドル、リグ稼動数増や欧米株下落を受けて
NY原油先物は続落(NYMEX原油3月限終値:52.63↓0.54)。
52.41ドルから53.46ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。
先週末に発表された石油サービス会社ベーカー・ヒューズによる米国でのリグ稼動数増加が、引き続き嫌気されて売り優勢の展開となった。
また、日本や欧米株が総じて下落したことも、積極的な投資を手控えさせる要因に。
チャートでは、25日移動平均線(52.8ドル水準)レベルでもみ合っている。
11月24日安値42.20ドルを起点に下値を切り上げているが、昨年来高値55.24ドルの更新手前で上げ一服。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 22.95ドル -0.41ドル(-1.76%)
モルガン・スタンレー(MS) 43.12ドル -0.53ドル(-1.21%)
ゴールドマン・サックス(GS)233.90ドル -3.05ドル(-1.29%)
インテル(INTC) 37.42ドル -0.56ドル(-1.47%)
アップル(AAPL) 121.63ドル -0.32ドル(-0.26%)
アルファベット(GOOG) 802.32ドル -20.99ドル(-2.55%)
フェイスブック(FB) 130.98ドル -1.20ドル(-0.91%)
キャタピラー(CAT) 96.79ドル -2.20ドル(-2.22%)
アルコア(AA) 36.55ドル -0.12ドル(-0.33%)
ウォルマート(WMT) 66.42ドル +0.76ドル(+1.16%)
スプリント(S) 9.11ドル -0.11(-1.19%)