アルプス電 (T:6770)
25日線に上値を抑えられる格好で調整が続いていたが、75日線を支持線として煮詰まり感が台頭するなか、25日線を突破してきている。
昨日は小幅な値動きながらも昨年12月半ば以来の3000円を捉えてきている。
一目均衡表では雲上限を支持線とした流れのなかで、雲を上放れてきている。
遅行スパンは実線を捉えてきている。
実線が切り下がりをみせてくるため、横ばい推移でも上方転換シグナルを発生させてくる可能性が高い。
ファナック (T:6954)
2017年3月期の通期業績予想を上方修正したと発表。
昨年10月末時点で1347億円と予想していた営業利益は1405億円、1041億円とみていた純利益は1133億円に修正した。
今期に入って上方修正は今回で3度目。
想定の範囲内であり、足下で強いトレンドをみせていたことから、やや利益確定の流れが優勢になりそうだ。
とはいえ、信用倍率は0.90倍と売り長の需給状況であり、押し目買い意欲は強そうだ。
LINE (T:3938)
昨日は決算が黒字転換ながらもコンセンサスを下回ったことが嫌気され急落。
上場来安値を更新している。
ただ、その後は急速に買い戻されており、前日比で10%を超える下落ながらも200円を超える長い下ひげを残しており、一先ず売り一巡が意識される。
ただ、自律反発意識も、戻リ待ちの売りも警戒されるため、戻り売りスタンスに。