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チャート分析: なぜS&P500指数が下落トレンドとなっているのか?

発行済 2019-01-25 09:01
更新済 2020-09-02 15:05

株式市場のファンダメンタルズが錯綜する中、S&P500でポジションを取ることは非常に難しいだろう。ユーロ圏や中国経済の減速が鮮明に表れ始めている一方、景気サイクルが後退局面にあるが米国経済は堅調であるとも言える。

米株式市場は過去最長の上昇基調であったが、下落が始まりそのトレンドも期が熟したと考えられる。投資家たちは、難しい相場の中で市場から休む良い機会になっている。しかし、トレーダーや投資家は、まだ強気相場が続くという期待を捨てずにいるだろう。

大半の企業役員やヘッジファンドマネージャーはそのような可能性があると考えているようだ。過去最大の大幅減税によって引き起こされた好景気を織り込んだ後なので、成長は間違いなく鈍化するだろう。それでも、多くの人は株式価格を支える程度の成長はあるだろうと考えている。

だが我々は、次の下落局面を前にリトレースメント(綾押し)が起こる可能性が高い、という予想を昨年の12月下旬から変えていない。それは実際に起こっており、価格は13%高となった。しかしテクニカル分析では今後下落する可能性があることを示唆している。

SPX 日足

昨年10月から12月にかけてのS&P500指数は、上昇と下落トレンドが錯綜しており、板挟みとなっていた。その後一旦下げに転じると、同指数は20%近く下落し、本格的に下げ相場へと突入した。相場は一時上昇する場面もあったが、再び下落へと転じたことで完全な下落トレンドとなったのである。

直近の10日間のうち8日間の相場は上昇していたが、9月の最高値からの下降トレンドライン(中期下降トレンドライン)と、10月-12月の上昇トレンドライン(短期上昇トレンドライン)が交差した時点で止まった。

また、下降トレンドラインは、デットクロスが形成されていることによって意味合いを強めている。

トレード戦略ーショートエントリー準備

慎重なトレーダーは、クリスマス明け以降の短期上昇トレンドラインを下回るまで待つべきであろう。その後、短期的な上昇トレンドラインと中期的な下降トレンドラインの水準をテストするか見守ろう。

一般トレーダーは、10月20日以来の2600の水準のサポートラインを下回ることでショートできるだろう。

積極的なトレーダーは、先週金曜日の2675.47の高値を超えたら損切りすると決めた上でショートできるだろう。

  • エントリー: 2,650 (昨日の日中高値を下回る水準)

  • 損切: 2,700

  • 損切幅: 50ポイント

  • 目標価格: 2,500 - 心理的節目

  • 利確幅: 150ポイント

  • リスクリワードレシオ: 1:3

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