今週、FBIはBitConnectのポンジスキーム的な詐欺の被害を受けた可能性のある投資家に対し、情報提供を求めている。BitConnectは2016年にリリースされた仮想通貨であり、貸付による高い金利収入を謳っていた。同通貨はピーク時に25億ドルの時価総額を誇っていた。BitConnectのポンジスキームが崩壊して1年が経った今、我々はBitConnectをもう一度見直し、どこに問題があったのかを調べ、FBIの調査がどこへ向かっているのかを検討する。
ワシントンDCのグラディウス社は、未登録のICOを行って1250万ドルを調達し、証券取引委員会(SEC)の取り締まりの対象となった。しかし、同社は昨年夏時点でSECにこの問題を自己申告し、罰金を免れている。我々はこの問題を議論し、SECがICOをクリーンにするためにどのような取り組みを行っているかについて理解を深めていく。
また、サムスン(KS:005930)電子(OTC:SSNLF)は、最新のフラッグシップモデルであるS10を発表。S10には「ブロックチェーンによるモバイルサービスを使うための秘密鍵を保管するハードウェアに裏付けられた安全なストレージ」が搭載される見込みである。S10に関してはまだ分からないことも多いが、仮想通貨界隈が望んでいたように、一般層へ浸透していくのだろうか。
クレメント・チボーによるCryptalk はSpotifyやiTunes でご視聴いただけます(英語)。