40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

チャート分析:米国債買い加速

発行済 2019-05-17 15:00
更新済 2020-09-02 15:05

トランプ米大統領が華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)による米製品調達を事実上禁止したことを受け米国債買いが先行している。一方、安全資産としての日本円スイスフランは反落している。

トーマス・バーキン米リッチモンド連銀総裁による、企業心理を懸念しつつも金利は据え置きたいという声明の影響もあるだろう。

投資家らは、これらの要因を元に今年遅くに利下げが行われると予測している。また、これにより債券需要が高まると見られる。

15日の10年債利回りは3.4ベーシスポイント低下の2.357となった。これは2017年12月以来の低水準である。

利回りが下がり続ければ、米国債保持者にとっては利幅が上がり続けることになる。

iPath US Treasury 10-year Bear Daily Chart

上のチャートのiパス米国債10年ベアETN (NASDAQ:DTYS)は、米国債と逆連動であり、利回りと連動しているETNである。

このETNは13日に、ヘッド&ショルダーの4月3日の安値を水準とするネックラインを割って下落している。

MACDが0ラインを下回るとともに、青の短期MAが赤の長期MAを下回っており、弱気転換を示している。

RSIも、モメンタムがヘッド&ショルダーのネックラインを下抜けしており、価格の下落勢いを示している。

また、3月27日の下髭にも留意するべきだろう。

現在は16.05ドルより上の水準がサポートラインとなってトンカチ(陰線)を形成している。

ネックラインの明確な下抜け後はあや戻しが考えられ、このタイミングでショートを狙えるだろう。

トレード戦略

慎重なトレーダーは、3月3日に付いた16.05ドルの安値を下回った後、ネックライン近くまで戻すことを確認。そして、大陰線でショートエントリーしよう。

一般のトレーダーは、慎重なトレーダー同様16.05まで下落した後、より良いエントリーのためにあや戻しを待つのが良いだろう。また、必ずしもネックラインをテストするかどうかを確認する必要はない。

積極的なトレーダーは、可能な限り早目にショートポジションでエントリーするのが良いだろう。

トレード例

  • エントリー:17.00ドル
  • 損切り:17.50ドル
  • 損切り幅:0.50ドル
  • 目標価格:15.50ドル
  • 利確幅:1.50ドル
  • リスクワードレシオ:1:3

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます