☆ テクニカル分析 ☆ 日経平均 昨年来高値更新となりましたが、過熱感はありません。ただ、上値の重さを確認したようでもあり、いったん25日移動平均線などのサポートを確認する場面もあると思います。 ☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆ 「大相場」となっておかしくはないような感じなのですが、昨年来高値更新となっても全く盛り上がりが感じられません。指数ばかりが高いということもあるのでしょうが、やはり、上昇の要因が空売りの買戻しということであれば雰囲気は悪いということなのでしょう。 積極的に買い上がる材料もなく、米国株に連れ高するものの、日本の経済指標も中国の経済指標にも反応するということでもなく、目先の需給だけで右往左往しているということなのだと思います。テーマ株の物色も動きがないと買われないということであり、買戻し一巡後に上値の重さが嫌気されて売り直されるということもあるのでしょう。 米国株にしてもかなり過熱感が強いような気もします。業績面でそこまで裏付けがあるということでもないのでしょうし、新たな展開が見えないなかで、上がるから買うというような状況になっているような気がします。業績の裏づけもあってバブルではないとの見方もあるようですが、バブルのような気もします。 バブルは弾けるまで気が付かないものだとよく言われますが、米国株は業績が上向いているのだからバブルではないという見方もあります。実際に台湾の半導体メーカーの強気な見通しで昨晩も大幅高となったのですから・・・。ただ、強気見通しで買われすぎているとすれば、それはバブルということになるのだと思います。