🐦 早起き鳥は 有望株を割安で見つけることができます。最大55%引きでInvestingProをブラックフライデーに手に入れましょう特別セールを請求する

【米国株】なぜフェイスブックは急騰しているのか?

発行済 2020-05-26 11:33
更新済 2023-07-09 19:31
META
-

フェイスブック (NASDAQ:FB)は以前、不祥事に巻き込まれていたものの、年初来で同株が値を上げている。

英ケンブリッジ・アナリティカが同社の個人情報を政治広告に利用した問題や、2018年上旬の個人情報の漏洩を受け、同社は規制当局からの調査を受けていた。

しかし、プライバシーへの懸念をよそに同株は値を上げており、22日には過去最高値である235ドルを記録した。

FB Weekly TTM

同株は年初来で11%高、3月中旬から56%高となっている。

景気が悪化する中、同社の頑健なバランスシートとマーク・ザッカーバーグCEOの手腕へ期待が寄せられている。

ザッカーバーグ氏は19日、メッセンジャーやワッツアップ、インスタグラムを含む同社のソーシャルメディア上で、Eコマース機能の強化を発表した。

Eコマース

フェイスブックのEコマースの強化により、新型コロナで苦労する中小企業が手軽にネット通販を始められる。

フェイスブックショップスと呼ばれるこの機能は、企業が商品の写真や価格を入力することで、オンラインショップを始められるようにするものだ。

ザッカーバーグ氏は19日「フェイスブックのEC機能によって、物理的な店舗が営業できない場合でも、ビジネスを継続できる」と語った。

同社のEコマース機能の強化は市場から好感された。新型コロナの影響によるデジタル広告事業の低迷を、緩和できる可能性がある。

一部のアナリストは、フェイスブックショップスがEコマース分野で重要な地位を占めると見ている。

モルガン・スタンレーのアナリストであるBrian Nowak氏は、フェイスブックショップスには「数百億ドルの可能性」があると見ている。また、ドイツ銀行のアナリストであるLloyd Walmsley氏は、同社の業績に300億ドルのインパクトがあると見ている。

しかし、同社が抱えるリスクにも留意すべきである。アナリストの推計によると、同社の収益の約30%~40%は、新型コロナの影響を受ける広告カテゴリーからもたらされている。

旅行や消費財、エンターテイメントなどへの支出減は、今後12ヶ月から18ヶ月に渡って、同社の収益に影響を与える可能性が高い。

総括

フェイスブックは、莫大な顧客基盤と積極的な事業投資を駆使して、成長を加速させている。そのため、同株は長期投資におすすめの銘柄となっている。しかし、世界中の企業が広告費を削減している中、短期的には業績が下振れする可能性がある。

最新のコメント

次の記事を読み込み中です
当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます