米国10年長期金利が急騰しました。0.86%まで上昇してきて1%が射程距離に?! 不動産マーケットが好調な米国。米国経済が好調でインフレ加速して金利高騰?!
そういうわけではなさそうです。 これは悪い金利上昇です。米国債が売られて金利上昇という悪い金利上昇。
大統領選は不確定要素が強く、下院民主党と協議している追加経済刺激策が大統領選以前には合意に達しそうもなく、またこれ以上の緩和策を続ければ米国とドルの信認にかかわるとの不安があるなか、大統領選前はポジションを軽くしておこうとの思惑が働いたかもしれません。
それで手持ちの10年国債のポジションを閉じる動きがでたためと思われます。米国債の下げは利回りの下げにつながります。
でもテクニカルは強いレジスタンスにぶつかったところなので少しの間、頭は抑えられるかも。エリオットとサイクルでズバリ予測します。