昨日のドル円は欧州で105.70付近まで上値を伸ばしましたが、
NY前からドル売りとなり105.15まで反落。
当日の上げ幅が戻されてしまった他、
前日比がマイナスに転じましたので、
日足では上ヒゲ陰線を形成する結果となりました。
そのため、2営業日連続で200日移動平均線に戻されていますが、
1月末から続いた上昇に対する調整の範囲内に過ぎませんので、
トレードは買い目線を継続。
引き続き、104円台まで下げた際には
押し目買いを行いたいと考えています。
【ドル円 日足チャート】
また、ドル売りとなった一方で上値を伸ばしたのは豪ドル。
豪ドル円は年初来高値を更新して81円を突破。
上値を伸ばしていますが、注意したいのはRCIとの関係。
価格は高値を更新していますが、
RCIはピークから切り下げており、
ダイバージェンスの状態となっています。
価格が上昇する一方で
一定の売り圧力が発生している事を示していますので、
買いは注意。
現時点では、トレンド転換(下向き)に注意が必要です。
【豪ドル円 日足チャート】
相場は株価指数の動きも強くリスクオンとなっていますが、
調整(株安)となった際には為替市場では円高に振れやすいので、
株価の動きにも注意しながら判断したいと考えています。
また、目立った変動やトレンドの変化などございましたら
改めて解説させて頂きますので、
一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
●今日の経済指標
09:01 [イギリス] 1月英小売連合(BRC)小売売上高調査
09:30 [オーストラリア] 1月NAB企業景況感指数
16:00 [ドイツ] 12月貿易収支
16:00 [ドイツ] 12月経常収支